マ帆

ウエスト・サイド物語のマ帆のネタバレレビュー・内容・結末

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり曲がめちゃくちゃ良いな〜ここ数日気づくとAmericaのリズムを刻んでいます。

オリジナル版はリメイクよりもロマンチックな所が好きだった。リメイクの直後にみるとどうしても映像の迫力に物足りなさを感じてしまうけどそれが逆に新鮮でもある。2人が見つめ合うシーンで周りの人間が雑めにボカされるやつはちょっと笑ってしまった。

あとリメイクは大きな脚色は無いものの曲や展開の順序を所々入れ替えてたのかーと気付いた。おかげでかなり観やすくなっていたことにも気づくのだけど、何故?と感じた所もいくつかあった。

例えばスピルバーグ版Coolは決闘前にトニーがSHARKSを引き止めるために歌う曲だったので、あれだけ決闘を阻止しようとしていたのにいざ当日になると「はずみで」人殺しちゃうんだ、、と思ったけど、こちらのオリジナル版Coolは決闘後にSHARKSが歌う曲で、トニーもそこまで決闘を引き止めようとしないのでリフ殺しにもそこまで違和感はなかった。それからオリジナル版にはマリアがトニーに決闘を止めるようお願いするシーンも無いのでスピルバーグ版ほど「兄を殺した男に抱かれるって何、、」とはならなかった。

あとトランスジェンダーのキャラクターの中途半端すぎる扱いやボスが殺されて心を入れ替えるかと思いきや懲りずにレイプする男達辺りでどうしても無理になってしまう、、、
マ帆

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