ビッグフィッシュ

ウエスト・サイド物語のビッグフィッシュのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
4.0
マリアとトニーが恋に落ちる時の描写、この時代にしては先進的なのかなと思いました。(既に使われている技術だったら知識不足でごめんなさい😞)周りの景色が霞んでその人しか目に入らない状態とか、2人きりの世界の時にキラキラした世界が広がったり。

映像が美しいし、リチャードベイマー演じるトニーの甘い歌声にうっとりしてしまいました。
私も自分の名前でこんな美しい歌を歌ってもらいたいなぁなんて思ってしまいました…笑 

ジェット団の仲間に入りたがる女性が登場したり、タニアがジェット団の男たちにいじめられる心が痛むようなシーンがあったり。民族間の争い以外にも女性蔑視について考えさせられるような描写もありました。

偏見や先入観はやっぱり良くないな、と思っても同じ人種とか仲間見つけると固まりたくなる気持ちもわかるので…難しいですよね。

ただのミュージカルでおさまらない映画ですね。