ほーく

ウエスト・サイド物語のほーくのネタバレレビュー・内容・結末

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

舞台は1950年代のNew York。
とあるダンス会場にてTonyとMariaは運命的な出逢いを果たし、一目で恋に落ちる。
しかし、2人の出会いはやがてJetsとSharksという2つの敵対する派閥間の抗争へと発展していく…。

“Romeo and Juliet”を元に構想が練られたミュージカル作品。愛し合う者が結ばれぬ悲劇は見ていて何とも心苦しい。

人種差別や敵対感情が愛を求め合うTonyとMariaを幾度も引き離そうとする。
満たされぬ愛に対し、やり場のない怒りを他者へとぶつけてしまうJets
故郷Puerto Ricoを胸に、新天地Americaでの居場所を切望するSharks
各々の想いがぴんと張った糸の上でぶつかり合い、やがて悲劇的な結末へとまっしぐらに進んでいく…。

儚くも美しい、至上の恋物語でした。

P.S.
新旧の作品を見比べるのもおすすめです。曲の順番やカメラワーク、ダンスの動き等の違いを実感できます☺️

1.ストーリー:4
2.構成:4
3.喜怒哀楽:4
4.映像や音楽:5
5.演出:4
※加点項目:
印象的なセリフや場面:+0.1点
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