石川

ファンタスティック・プラネットの石川のレビュー・感想・評価

3.5
けっこう面白い。話は単純だが奥深いと思う。
それ以上にビジュアル面が強烈すぎる。何が、とかじゃなくて、何から何まで強烈なクリーチャーばかり出てくる。
あえて何が凄かったと言えば、ドラーグ人の瞑想シーンではなかろうか。

これはどういう話なのだろうか。そのまま冒険譚や英雄譚でもあるだろう。
それに教育や戦争が絡んでくる。
武力や知力で劣る側には太刀打ちする方法はなく、搾取や虐殺に対してなす術がないという潜在的な恐怖心を想起させる。
それに対抗するには、やはり教育や団結しかないのだろう。
対等の立場にならなければ交渉のテーブルにつくことすら許されない。
なので皆さんたくさん勉強しましょうねみたいなメッセージを受け取った(笑)

ドラーグ人が人間を見る目、たまにめっちゃ怖い。
まさに虫けらを見る目、それ自体はよくある表現かもしれないが、ここまで上手に表現されてるのは中々ないかも。










OI 謎の惑星?赤ん坊を連れて逃げる母。巨大な半魚人みたいなのに母が殺される。息子は半魚人の知事に助けられ知事の娘に飼われる。半魚人はドラーグ人というらしい。
JS SF?謎の惑星でドラーグ人に飼われる主人公。ドラーグ人は巨大で強そうなのに加え知能も高そう。瞑想をしていることから儀式的な習慣もあり、かなりの時間を瞑想に割く。過去には人間の文明があり、ドラーグ人は知性を持つ人間を警戒している。人間には高等人種(ドラーグ人に飼われている人間)と野蛮人種(野良)がいて、野蛮人種は繁殖力が高い。
CS ドラーグ人に育てられている人間。テールと名付けられる。逃げられないよう持ち主に向かって引っ張られる首輪をはめられる。好奇心旺盛でイタズラ好き。知事の娘ティバに可愛がられる。反抗する生きたオモチャ。
Cat ドラーグ人はレシーバーという脳に直接知識を流す機械を使う。
Deb
Dea テールは幸運にもそれ聞く機会に恵まれ知識を吸収した。
PP 成長したティバはあまりテールにかまわなくなり、知識をつけたテールはレシーバーを持って逃げ出した。

Cha 首輪の機能で連れ戻されそうになるが、偶然出会った野蛮人種の女性に助けてもらい、仲間の元へ案内される。ドラーグ人の知識を嫌う野蛮人種と決闘し勝利する。野蛮人種もレシーバーで教育される。
Pin1 狩りをする、ドラーグ人地域で食料を盗む。夜、野蛮人種の男女は繁殖行為を儀式的に行なっている。
MP テールは野蛮人種の集団に認められ、女性とキスをする。

Fall ドラーグ人の人間絶滅作戦。
Def ドラーグ人の襲撃を受ける。
Pin2 ドラーグ人の会議。人間を絶対に根絶やしにするという決意。人間は増えすぎる。 
AiL 甚大な被害を出しながら逃げる。
DNS
TP ドラーグ人のロケット施設で野生の惑星を目指す。

Fin レシーバーの知識でロケットを人間用に改良して旅立とうとする。
Twi ドラーグ人の手も迫っていて遂に見つかり虐殺が始まる。ロケットで野生の惑星に行くとドラーグ人の秘密を知る。瞑想中に野生の惑星で種の保存を行なっていた。野生の惑星でドラーグ人を殺すと元の惑星での虐殺も止んだ。
FI ドラーグ人から和平交渉を持ちかけられる。ドラーグ人が人間に知識を与え、人間はそれを発展させドラーグ人にフィードバックする。天然の惑星である野生の惑星はドラーグ人の瞑想の場。人工の惑星は人間が作りテールと呼ばれる。
石川

石川