Newman

1640日の家族のNewmanのレビュー・感想・評価

1640日の家族(2021年製作の映画)
4.0
与えられた状況は違うのにどうしても「そして父になる」を思い浮かべてしまう。実際に本当の父親が「自分で育てたい」と言ってきたらこんなふうに、ならしの期間が必要なのだろうがこんなことを思う。例えば猫のしっぽを切るのに全部をいっぺんに切るのは痛くて可哀想だから、今日は1㎝と少しずつ切っていくようなものと感じた。いっぺんに切ってしまえば痛いのは一度だけ。でも、何回も切れば、痛みはそのたびに何度も来る。
「そして父になる」のように終わるのだろうか。それともと考えるとせつない。やっぱり、タイトルの「1640日」それを暗示させているのか。
うーん、良い終わり方でしたよ。そういうことだよね。ちょっと悲しいけど良いお話でしたよ。
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