はる

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリームのはるのレビュー・感想・評価

3.8
あの頃、デヴィッド・ボウイの色気のある歌声が大好きでした。
アートな部分は私の理解を超えていたけど、堂々と変な格好をしている姿にはカリスマ性も感じていました。
このドキュメンタリーは彼の活動と精神面の軌跡が本人ナレーションで語られていて、デヴィッド・ボウイにどっぷり浸れました。

思った通り、掴みどころのない人物。でもそのミステリアスな面が皆を魅了させていました。
『戦メリ』『ラビリンス』など、知ってる映画のワンシーンも見られたし、すっかり忘れてたあのCMのフレーズ、「時代が変わればロックも変わる」も思い出しました。
彼が出演していた舞台『エレファントマン』はぜひとも観てみたいです。

ブレずに自分を持っている印象が強かったので、ベルリンで描いた肖像画に「自信がない」って語ってるのは意外でしたね。
こんな一面が見られて嬉しかったです。

デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリーだそうです。
この財団は2025年にロンドンに設立予定の「デビッド・ボウイ・センター」を支援しているそうで、8万点以上のアーカイヴ資料が一般公開される予定だとか。こちらは丸1日どっぷり浸れそうですね。
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