大福

手の大福のレビュー・感想・評価

(2022年製作の映画)
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舞台挨拶で主演の福永朱梨さんが涙しながら紡ぐ言葉を聞いて、それだけで今日来れて本当に良かったと思いました。

映画の配信サービスがこれだけ充実していて、大抵の作品は家でも楽しめる環境。それでも映画館に行くこと、映画館で映画を見ることって本当に特別で大切な時間です。そういうことを再認識できました。

初ロマンポルノ、R18の作品を映画館で見ることが初めての経験。ロマンポルノが男性向けのイメージ、そういったジャンルであるとするなら『手』はその類ではないなと思いました。
映像から役者の方々への配慮や”新しいロマンポルノを”という意識が感じられて、過激な描写でも不快感は一切ありませんでした。

女性のお客さんの方が多いのでは?と思うほど、私の周りには女性のお客さんが多かったです。金子大地くんファンの方らしきお隣さんが絡みのシーンの度に胸に手を当てて見守っていて、なんだかほっこりしてしまいました。笑
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