はじめてロマンポルノというものを観たが、
いい意味で想像と違った。
松居大悟監督の作品なので観たということもあるが、ポルノの部分と作品がかなり自然に溶け合っていて、作品としての厚みが増していた気がする。なのでいやらしさや下品さはほとんど感じなかったのが凄いなと思う。
どういうお客さんが観に来るのだろうかと緊張はしました。笑
さわ子という人物は周りから見ても、本人すらもハッキリと自身がどのような人物か分かりにくい、というキャラクターだとおもうが 、そこの心情や人物の表現はさすがだなと思った。
さわ子がいう「おじさん」という人たちに対しての意見が客観、主観混ざっているようで面白いなと思った。
妹との対比も良かった。
父親の表現も決して雑ではなく、
ラストシーンは感動し涙が出た。