予告が面白そうだったので鑑賞
ズバリ騙された！そんな作品だった笑
殺された弟の仇を討つため、兄が犯人探しの為に闇のレースに挑むというストーリー
シンプルな部類に入る映画の筈なんだけど、ムダに長い！
その理由の一つとして主演が演技を無駄に溜めすぎってのはあると思う
もっとそこはテンポで見せろよ！とか思う部分も必要以上にじっくり見せるので70分で終わる内容なのに長くなってしまっている
あとバイク関連の話が長い
それ自体はバイクレースの映画なら、よりお話に説得力を持たせる材料としていいと思うんだけど、こんだけバイクの話に時間を割いておきながら結局仇との決着はレースじゃなくて殴り合いでつけるので、なんの為の時間だったんだ…？と思わず首を傾げてしまう
そして見せ場であるはずのバイクレースがショボい！！！
確かに迫力のあるチェイスシーンを撮るのはとってもお金がかかるので低予算の本作ではしょうがないのかもしれないけど、それなら手を出すなよ！とは思った(別にレースがなくても成立する話だし
結局レースではなくボディアクションが中心の本作
割と主演の方はアクロバティックな技も出来て、動ける方だとは思うんだけどアクションの手がちょっと一手一手すぎる感じは否めない
あと撮り方が悪くてカットの繋がりが悪かったりと、頑張っているのは分かるけど手放しでは決して褒められないものになっていた
ジャンル映画としても不満は多く残る一方
ラストに亡くなったDMXに捧ぐみたいなことが書かれてたけど、本作を捧げられてはDMXも浮かばれないよななんて思ったりもした
