小説を読んでいるかのような映画だった
会話のテンポが台詞ではなく本当に話しているような自然さで、間があり劇伴が無いのでじっと集中してしまう
近くの席でのポップコーンはやめて欲しかった
描かれなかかったけど市川はどうやって紗衣の浮気に気付いたんだろう
夫婦の長回しのシーンで、荒川が千切ったボタンをつける市川に全く焦りもしていなかった紗衣は本当にばれてないと思っていたんだろうな
頼まれてもいないボタン付けを勝手にやるくらいだから紗衣の僅かな変化にも普段から敏感だったんだろうし
全く愛がないわけではないし、嫌だけど怒りがわかないまま…知ってからかなり時間はたっていたけど、留亜と出会ってから他人に相談してみようと変化した市川を稲垣吾郎さんが繊細に演じていた
市川は今泉力哉監督と稲垣吾郎さんが融合した人物なんだろうと感じた