難しすぎてもう一回見たい、上映してるとこ増やしてほしい、、、
何はともあれ、美しい景色と美しい食べ物、美しい音楽をバックに美しい言葉を使う綺麗な映画だと思った
ボーッと見れるけど、ボーッと見てると置いてかれる
茂巳は妻の浮気を知っているが、動揺しない、そこに愛はあるんか?と常に大地真央を登場させながら自問自答してる
そこに、手放すことを厭わない留亜が現れ、彼女の作品のモデルと彼女から自分の中にない価値観に触れる
比較対象になるマサ夫婦
みたいな感じ?
大切だけど不要なものの取捨選択が必要な時ってあるんだよな、、、正直に生きるってかっこいいけど、難しいんだよな、、、
ルアの彼氏のバイクの後ろに乗って命を預けているシーン、好き
不純なことが起こらない美しいラブホのシーン、トランプをしたり、シャワー中には布団を被ったりしているシーン、好き
結論は決まってるのに、うーんと考えてる時間は無駄で贅沢、この考え方好き
パチンコは金も時間も一瞬で溶けるから贅沢、そうなんだあ、自分にはない価値観だと思った
パフェを食べるシーン好き、私もパフェは全然パーフェクトじゃないので、勿体無い名前だと思います
一つだけ難癖をつけたいのは、最後のシーン
茂巳妻の不倫相手の作家の作品を、ルアの彼氏(元カレ)のセリフ(エロかった的なニュアンス)に館内の一部の人が大声で笑っててイライラした
最後のことなんも考えられなかった
この作品って大きい音があまり出てこないから、大きい声で笑う人が邪魔でしかなかった
ただ、これがなくても、最後のシーンは置いてかれるなあ
今泉力哉の作品は序盤から最後の最後まで好きなのに、最後だけ微妙だなあと思ってしまう作品が私的に多い