安堵霊タラコフスキー

冬の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

(1969年製作の映画)
4.5
映画制作を一応の題材とした、初期と80年代以降のゴダールの作風をちょうど合わせたような実験映画。

良くも悪くも予告編の印象をそのまま長編にした作品になっており、あの短い映像だけでもわかる表現の特殊さに惹かれたのなら本筋の意味がよくわからなくても80分楽しめる面白さがあった。(逆にあそこで拒否反応が出たら確実に合わない)