安堵霊タラコフスキー

ボヴァリー夫人の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(1989年製作の映画)
3.9
愚かしさと同時に美しさも感じられるという意味では最もフローベールの原作らしいのではないかと思わせられる、冷笑的で耽美なソクーロフ作品。

全体的に19世紀らしい汚らしさもあったしボヴァリー夫人の熟女感も凄かったけどそういう要素にもなんか嫌なリアル感が出てて逆に良かった。