まうす

エニシング・イズ・ポッシブルのまうすのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

いや〜〜微妙〜〜〜!
私にはあわない価値観の描写が多い。
そして、結局なんだったのかよくわからない。

結局、元凶は彼女側の被害者意識じゃないか…?
「頼んでないから」もだいぶ自己中というか、それが違ったとしても相手は厚意でやってるんだから、それが必要ないことだと説明しつつ、感謝する気持ちが必要だし、両親の問題だって「自分のせい」って勝手に思い込んでたわけよね。
で、こういう子供っぽさがあるのに、遠距離やってみもしないで別れる無駄に達観した大人みたいな決断もなんか違和感〜

この話では友達の嘘だったから、悪いのは友達だし、というか主人公何も悪くないけど、「トランス女性を無視したフェミニズムはフェミニズムじゃない」は正直微妙だと思う。身体の問題は確かに自分の問題だけど、そんな簡単に割り切れないよ。
身体的に勝てるわけのない人間が同じスペースにいるのであって相当怖いし、その感覚がわからない人がfemaleを名乗ってるの、どういうことなんだろうと思ってしまう。

本筋とは全然関係ないけど、「名前も個性を与えるから(難しい発音でも)練習する」っていうのは素敵。名前ってそれだけで距離をとったり縮めたりするもんね。

親に恋愛の話するの、本当にわからないな。親が部屋入ってきて慰めに来るのも本当にわからない。親と仲悪いわけじゃないけど、この感覚本当に不思議。
まうす

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