しぃちゃん

RUBIKON ルビコンのしぃちゃんのレビュー・感想・評価

RUBIKON ルビコン(2022年製作の映画)
3.0
【宇宙で開発した藻環境システム映画】
2022年オーストリア制作

【実際の藻の研究開発】
宇宙と藻類に関する研究はNASAでも
古くから行われており、それが近年映画の
「惑星テラフォーミング」の元になっている

【藻環境システム】
宇宙空間に長期間滞在するためには空気
そして食料の自給が必要。藻は人が吐き出す
二酸化炭素を吸収して酸素供給ができ増えた
藻体は栄養食として食べることができる

【3人の立ち位置:宇宙ステーション残留】
・貧困育ちの女司令官はここが最高だと言う
・同行者博士はCEOの息子で残留に嫌悪
・ステーション博士はここは我が家と主張

【展開】
地球衛星軌道上宇宙ステーションのみの
ワンシチュエーションなので退屈といえば
退屈だし、ドラマはほぼ3人の争いに終始。

【結末】
女司令官の産んだ娘が偶然地球と交信し
コロニー単位で生存者がいると分かる
ラストシーン。地球最後の300人は生きて
いたんだー!という喜びより地球へ行けば
良かったのにという絶望感を味わえる。

ごちゃごちゃして無かったから個人的には
最後まで面白かった
しぃちゃん

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