いやー、面白かった。ジャンル的にはホラーの位置付けかと思いますが、サスペンス要素もあり、ちょっとコメディっぽさもあり、でもやっぱり怖いという、絶妙なバランス感。
はじめのうちは美味しそうな料理が並ぶ華やかなディナーに見えるも、第3のメニュー「タコスの夜」あたりから段々と様子がおかしくなっていき、そこは恐怖のレストランと化していく。
絶望的なストーリーなのに、最後には不思議なカタルシスがあり、何故か謎の感動を覚えるという、ほんと不思議な感じでした。
主演のレイフ・ファインズとアニャ・テイラー＝ジョイの掛け合いも緊張感があって良かったです。
あとは何と言っても最後の庶民的なアレ、あのメニューが一番美味しそうに見えて、観賞中無性に食べたくなりました。
