このレビューはネタバレを含みます
色々良かったけど個人的に期待しすぎた感も。
憧れた仕事のリアルや口だけの知識男とか色んなテーマがあったけどそこまで刺さりはしなかったかな。料理、コースのテーマも目的もわからず謎が多すぎる印象。
多くのことにケジメをつけるため、スローウィグのシェフとしての人生を歩むことになった原因を一斉に集めて全てを終わらせようということだったのかな。だからこそ、そのケジメをつける前に初期衝動を思い出したのは感動的だった。
色んなお客さんがいてそれぞれのテーブルで会話がある感じはホワイトロータス思い出した。
で一つの空間にいるのが長いせいで動きが少なく絵的にグッと来たところはあまりない印象。
ただ、居心地の悪い会話ばっかりで全体的に雰囲気が悪いのは良かった。
最高なのはソースの文句を言った批評家にすぐ大量のおかわり持ってくるところ。その後時間差でもう一発やっててその一連の流れが一番好き。まずいバターソースも笑えた。
あとドラマ好き的にはウォッチメンのマッドサイエンティストとサクセッションの彼がでておおってなった。