これはアンチテーゼなのか?
奪う者と与える者、食べるのではなく味わう。
何やら終始ブラックな雰囲気を醸し出しつつ狂気のフルコースが振る舞われる。
星がたくさん付いてるから美味しい。
有名なシェフだから美味しい。
高いから美味しい。
皆んな美味しいって言うから美味しい。
そう言う人達への強烈な意趣返しなの?
にしては、いろいろとストレート過ぎて捻りが少なかった。
終盤に、マーゴがチーズバーガーを注文した時に一瞬我に帰ったようなシェフの表情が印象的。
狂気を描くのとシュールを描くのって難しいんじゃない?