レイフ・ファインズは一時よく見てたので、どうしても俺様が頭にチラつく。後、冒頭から一人1250ドルと言われて、思ったより安いなと感じてしまった。最近の物価を考えると尚更。
料理オタクが、知識はあるのに味を表現する語彙を全然持ち合わせて無くて面白いなと思っていたら、どんどんと奇行が目立ち始めて、ギャグなのかシリアスなのか分からん映画だった。
何となく、ミッドサマーとか最近の理不尽、カルトっぽいホラー演出を踏襲してるように感じてしまうけれど、不条理でもなくてただの偏屈なだけに見えてしまう。当人だけならまだしも周りが追随していたり、客が妙に大人しいのも謎。
伏線回収や背景の描写も薄いし、脚本家がまとめきれなかったのか、予算が尽きたのか、仕掛品っぽい。料理が美味しそうに見えないところも含めて、肩透かし。