好きな原作者×期待の脚本家タッグの映画化ということで観てきました。
生身の人間が演じることで生まれるあたたかみというか。ドライな原作の空気感が、程よくあたたかくなり、しかしながら生々しくならない塩梅が絶妙でした。
「愛とは与えること」というくだりでお母さんがお父さんの茶碗に鮭の皮を入れるところ、からの合唱曲"心の瞳"がとても良かった。
名作映画の一場面が入るところとか、映画オリジナルの要素が噛み応えあって美味しいというか。深読みしたくなった。
綾野剛の狂児さん、大変メロかったですね……。
紅が耳から離れません。
聡実くんと狂児さんの間にある愛が原作よりも大きくありませんでした……?愛、だった……