なめこ

カラオケ行こ!のなめこのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

2024年映画館初めはこちらで❗️
初手から年間ベスト入りの予感……

ヤクザ×中学生のカラオケゆるコメディ。
原作未読ですが綾野剛がまたヤクザをやるとのことで鑑賞。しかしコメディなのは分かっていたが、いやユルい。あまりにもユルい。綾野剛の関西弁さえユルい。。笑
でもなんかその全部が良い。全てがほっこり胸に落ちてくる感覚。
ヤクザも部員も家族も、とにかく隅から隅まで役者さんが全員良かったんだと思う。全員の演技力に支えられているおかげで、ずっとゆるコメディ調なのに急に空気がピリッとする瞬間に全く違和感がない。チンピラから助けてもらったあたり、急に仁義をふっかけられたりしたらどうしようかと要らぬ心配をしてしまったので、完全に安心した状態でもう1回観たい。笑 (もう1回観ました。安心して観るあの屋上のやりとり、あまりにも愛しい。)
出会いというか狂児が聡実くんに目をつけた理由みたいなのが薄いとこだけ気になるというか唐突感があるがそれはさておき、紅の歌詞になぞらえた2人の「愛」の話だったってことですよね。いや本当にこれが変な意味なしの、純粋そのものの愛ということでよかった。
和田鬱陶しいくらい二次元のキャラクターだけど卒業式でグズグズに泣いてるの良すぎる笑 中川さんの"同じ部活(クラス?)にいたらふんわり好きになっちゃう同級生"感、ガチでエグすぎた。。

最後、「聡実」って彫られた流れの考えられうる全てのパターンが絶対みんな笑顔なのでさすがに感極まってしまった。終電前の歌舞伎町をクシャクシャの顔で帰るハメになったので、エンドロール後にあれやるの勘弁してくれ。

そんな時に聴いて帰る曲は……
紅だーーーッ‼️‼️‼️(リトグリverすごい)
なめこ

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