このレビューはネタバレを含みます
狂児の裏声合唱風(独唱)紅で笑った
以下気付きと考察
聡実くんが白、狂児が黒で対比されていたのが、"決戦の日"は聡実くんが学ランの黒、狂児がシャツの白で逆転している。聡実くんが裏の世界に足を踏み入れたことを象徴的にあらわしている。
(白黒の対比はBOSSの缶コーヒーも一役買っていた)
巻き戻しがきかないビデオデッキは巻き戻すことの出来ない青春時代を暗喩している。一方、物語の終盤に巻き戻しが"ほとんど終わった"ことで、聡実くんに日常が戻ってきたことを示している。
序盤は狂児の後ろをおどおど着いてきていた聡実くんだったが、自分から狂児をカラオケに誘ってからは隣を歩くようになり対等な関係に変化したことが描写されていた。