けそた

カラオケ行こ!のけそたのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶付き。
齋藤潤くんを世に広めてくれた作品。

とにかく映画の中の世界と登場人物がキラキラしてて何度見ても飽きない。

見所はたくさんあるけどやはりラストの「紅」歌唱シーンが最高。
今まで映画館で音にそんなにこだわってこなかったんですが「カラオケ行こ!」に関しては気にするようになりました。
他の場面ではそんなに気にならないけど「紅」歌唱シーンだけは全然違う。
この日舞台挨拶があった立川シネマシティは「極音」を名乗るだけあって音響が素晴らしかった。
岡聡実くんが目の前でカラオケしてるかのような気分を味わえます(言い過ぎかもだけど)。

他の好きなポイント⬇️
○狂児の腕にしがみつく聡実くん
○「部活の話をしてただけです」の2回目
○喧嘩したのにLINEはすぐ返事する聡実くん
○あの一瞬で全てを察しいたずらを仕掛ける組長
○声変わり中の紅熱唱
○「一緒に写真撮ってください」
○「おったやん」からの紅イントロ

漫画原作だけど漫画にはない合唱を取り入れてさらに独自の世界観を展開しているのも面白い。
ちょうど同じ時期に原作から設定変えすぎて炎上していたドラマがあったがこの映画は原作ファンからも好評の声が多数でそこはやはり山下敦弘監督と野木亜紀子先生の腕前なのかな。

初めは齋藤潤くん目当てで観ていましたが、周りを取り巻く人物が魅力的で特に後聖人くん演じる合唱部後輩の和田が面白くて山下監督のお気に入りってのも納得です。
後くんはリアルにこの3月で中学卒業で合唱をするらしく、映画を観た友達に「真面目に歌ってください!」っていじられるので「普通に歌ってるよ」と返すという逆転現象が起きてると舞台挨拶で語っていて面白かった🤣
一生使えるネタになってる笑

舞台挨拶がなくても定期的にリピートしたくなる作品。
けそた

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