🎬2024年劇場鑑賞8、13本目🎬
紅だーーーーーーーーーー!!!!!
ヤクザの若頭補佐・成田狂児(綾野剛)は組のカラオケ大会を控えていた。
最下位になると組長の手によって下手な刺青を掘られるという恐怖のカラオケ大会で勝利すべく、偶然見つけた合唱部部長の中学生・岡聡実(斎藤潤)にカラオケレッスンを依頼する。
↑こんなもん面白いに決まってるだろ!
ヤクザと中学生の友情?ロマンス?を実写で描くのってちょっと危うい気がしたが、かなりギャグに振ってる作品なので特に気になることもな
そしてそのギャグの一つ一つが爆笑できるくらい面白くて愛おしくて、でも終盤は泣けて。
満員の劇場(意外と男女同数くらいだった)でみんなで笑って泣いたのは最高の体験だった。
しかし、「紅」のカラオケで泣くとは……
余談だが、2回目の鑑賞の時は一番最初の「紅だーー!!!!」で近くの席のお姉さんがびっくりしたのか盛大にポップコーンをひっくり返すのも見れて、お得だった。(?)
北村一輝ややべきょうすけを始めとしたコワモテ俳優たちのはっちゃけた演技にも注目!!
あまりにも映画が面白くてその日のうちに原作漫画を購入して読んだのだが、原作は1巻完結で映画に出てくる合唱部の顧問や副部長、そして「学校でやらし!!」という名言を残した和田もほぼ登場しない事に驚いた。
かなりオリジナル要素を入れつつ、原作へのリスペクト、そして何より面白さを全く損なっていない、狂児役の綾野剛と脚本の野木亜紀子の愛を感じる一本。愛やで!