型破りな二人の刑事の活躍を描いたＴＶシリーズの劇場版第四弾。
舘ひろしと柴田恭兵がW主演。
浅野温子、仲村トオル、木の実ナナ、ベンガル、関口知宏、小林稔侍、伊原剛志、倉田てつを、大竹一重らが共演。
横浜港署の二人の刑事、鷹山（舘ひろし）と大下（柴田恭兵）は型破りな捜査を繰り返すトラブルメーカーで、新しく上司として着任した深町課長（小林稔侍）の頭痛の種。ある日、関内の高級クラブが爆破される事件が起き、鷹山と大下は負傷した従業員のホステス（大竹一重）から事情を聴取するべく彼女を保護する。その後、大下は爆破犯の一人（倉田てつを）を逮捕するが、逆に犯行グループに五人の銀行頭取を拉致された上、新人刑事の虎井（関口知宏）が捕まってしまう…
キザで軽いノリの二人の刑事の活躍がテンポよくコミカルに描かれている。
横浜ならではの横浜グランドホテルや中華街の祭り、逗子マリーナを舞台に二人の刑事が飛び回る。
2人の上司だった中条静夫演じる近藤課長や愛車の日産レパードが引退したのが時の流れを感じさせると同時に寂しい。
マシンガンによる銃撃戦や爆破はもとより、刀による襲撃など、派手なアクションが繰り広げられる。
終盤では原子力発電所に向けて発射された旧ソ連製ミサイルが横浜港署を直撃し、まさかの展開に笑える。
「いや しかし俺たちタフだよな」
「ワルには強いしさ」
「女には強いし」
「ミサイルに強いし」
「もう何でも来い！」
2024.5 BS日テレで鑑賞
