恒例うっかり系サヴァイバル。高さ600のTV塔でピンチに次ぐピンチの絶体絶命。高所恐怖症なので普通に怖いけど、さあどうするか？までが結構長かった。グイグイ強引に上らせる友達の怖いもの知らずぶりが常軌を逸してるので、もしかしてヤバい人なのでは、実はそういうホラーなのかと。だって事前に下見くらいするでしょ？
その友達がコンバースで、主人公の方が上る気満々な靴だったのも気になった（作劇上の都合ではある）。あと、林業の人がロープを木に巻いて下りるようにできないか？とずっと疑問だったんだが、あれか、フリークライマーって登るのがメインで（頂上に着いたらそのまま用意した車で帰ったりするし）下りるのは専門外なのか。…と、引っかかる部分は多いものの、車と夢、様々な小道具を活用して巧く展開してあるし、終盤のツイストにはビックリした。いや、確かにおかしいと思わされたんだよね。
で、これも「男１女２の関係は女同士を見るためにある」映画。あの状況なら喧嘩もする気になれないし、もはやそういうことじゃなく、信じるか信じないか。まあ、裏切りに報いは付き物。でも持つべきものは友達！なのだった。
