最愛の夫をなくしたクライマーの主人公と、その友人が夫の悲しみを超えるためかつてはアメリカで最長の長さを誇る600メートルの電波塔に登る。
映像としては本当にうまくできていて、とても怖い。こんなひょろ長い構造の600メートルの電波塔があるわけもないが、怖さとしてはいままで観た映画で一番だと思う。
途中から観てる側もだんだんと高さに慣れてくるので、人間ドラマがすこし挟めることで展開を変えようとしてるのは分かるが安っぽい。
さらにラストはあそこまで窮地に陥ったのにどうやったらそんな展開になるのか分からず、腑に落ちなかった。