takashiさんの映画レビュー・感想・評価

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

親子の時間を超えた愛の絆が人類を救う

と本作を簡潔に語れるけど「時間」や「愛の絆」があまりにも濃厚でさらに科学的なSF映画

相対性理論や量子力学など現代の科学で判明している理論を元に徹底的に映像化
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.8

前作をほとんど覚えていなくとも十分に楽しめた。

コロシアムで行われる剣闘士対凶暴な動物戦だけでなく、海水で満たした海上戦も行われるなど迫力は満載

最初は妻が殺された復讐心で生きる主人公のルシアスも
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クインシーのすべて(2018年製作の映画)

4.0

ブラックミュージックを中心に今の音楽に多大な影響を与えたプロデューサー

1930年代のやばいくらいに治安の悪いシカゴで育つ。子どものころにギャングにナイフを手に突き立てられた話はさすがに怖い

レイ
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.0

前作の記憶が全くないまま観たけど、面白かった。

ティム・バートンの鬼才というかかっこいい悪趣味ぽさ全開。ストーリーはあるものの内容はほとんどなく。何がどうしてこうなったのか全く言及せずにひたすら奇妙
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.3

2分後の未来が分かるテレビ
2分前の過去が分かるテレビ

その2つだけでこんなにも面白い展開になるとは。

脚本も演出も非常に上手い


同年に公開されたテネットと根幹が似ていて大好きな内容だった。
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プラットフォーム2(2024年製作の映画)

3.8

これはシチュエーションスリラー作品ではなく、ある種のアート作品なのではないだろうか。

前作はプラットフォームの真相に迫ったり、脱出を試みたりするシーンもあったが、本作はほとんどなく、さらには中盤から
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

なぜか何度も二分前の状態に戻ってしまうループもの。

登場人物たちは意外とすんなりループしていることを受け入れて事態の把握や原因追求をしていく。
2分という短い時間が戻るので、映画内での時間の進行はリ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

前情報でミステリー的な展開だと勝手に予想していたけど、良い意味で裏切られた結果。

主要人物がなんだか怪しいのか怪しくないのかとにかく曖昧にしたまま進むのだが、それが実際に起きる事件にたいする裁判でも
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劇場版 アナウンサーたちの戦争(2023年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦時の日本放送協会に属するアナウンサーたちは戦争を如何に伝えたのか。

ときには嘘の戦略情報を流し、ときにはアジテーターとして民衆を感情的に扇動させ、またときには現地で敵軍の士気を削ぐ役割
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市子(2023年製作の映画)

3.5

市子の失踪を巡るサスペンスさと、社会の狭間に落ちたことの苦境、壮絶な過去を背負ってなんとか日々の暮らしに幸せを見出し、生き続けることの少しの希望。

杉咲花の演技は素晴らしい。
年は関係ないと言うがこ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.2

最愛の夫をなくしたクライマーの主人公と、その友人が夫の悲しみを超えるためかつてはアメリカで最長の長さを誇る600メートルの電波塔に登る。

映像としては本当にうまくできていて、とても怖い。こんなひょろ
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.4

小さい頃、何度も何度も見た作品。

当時同年代だったキー・ホイ・クァンに憧れ、グロテスクな料理や虫だらけの洞窟、針の罠など、子ども心を鷲掴みにするシーン満載。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.1

若いインディーはロンギヌスの槍を探しにナチス政権下のドイツに行っていた。その中で偶然アルキメデスが開発したと言われる運命のダイヤルの片割れを手に入れた。

月日は経ち1969年のアメリカ。インディーは
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.2

フロリダからキューバまでの海峡を泳いで渡るという偉業を初めて挑戦してから35年越しに達成したダイアナ・ナイアドの実話を映画化。


最初から最後まで気持ちよく見れた。

主演のアネット・ベニング、助演
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

自分の志向には合わなかった。
おそらくわざとだと思うが、大げさな演技が常に行われる。
民放ドラマと違って映画はあえて観に行くのだから自然な演技が違和感を感じなくていいものなのに、これは辛かった。

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

本作の情報を全くいれずに見たが、ここまで過去の震災をテーマにした内容だと思わなかった。

それだけでなく日本各地の街や自然の繊細な風景の描写や、アクション、そしてロマンスとエンタメ性もばっちり。

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

水木とゲゲゲの鬼太郎の父、そして妖怪との出会い。鬼太郎の誕生というのは二重に意味が込められており、内容もシリアスなトーンで大人が観てもとても楽しめる内容だった。

水木しげるが実際に体験した第二次世界
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

なんやかんやこのシリーズは全て見ていることもあり、鑑賞。
アクションは非常に面白くトム・クルーズの年齢を感じさせない振る舞いは本当にかっこいい。

ただし、とにかくストーリーが頭に入ってこなかった。
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

漫画シティハンターの実写版

今の時代に相応しい、豪華なアクションと嫌味のないお笑い、そして安心して見れるお色気と、要素たっぷりで楽しめた。

異性同士がタッチするシーンは重要、または丁寧なシーンに絞
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

原爆の父オッペンハイマーの半生を描いた物語。

理論物理学の天才として名を上げながらも、女好きで神経質かつ大胆、科学者たちや生徒のリーダーだけでなく、軍人や政治家とも渡り合えほどのコミュニケーション力
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ディープブレス 呼吸、深く(2023年製作の映画)

4.1

素潜りでどこまで潜れるかを競うフリーダイビングの世界チャンピオンと、パートナーであり救助ダイバーの二人のドキュメンタリー。

非常に危険なスポーツであり、何人ものプロダイバーが命を落としていることも描
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.9

ビジネスパートナーに半分騙された形でビジネスに失敗し、借金を追ったラヒム。高利貸しの借金を代わりに返済した知り合いに対しラヒムは返済ができず、起訴され刑務所に収監されてしまった。

イランでは借金で刑
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.2

マドソンクによるマドソンクファンのための映画としては満点。

内容は終末期+ゾンビものとして特筆するものはなし。

武骨で口は悪いが優しく、そして怪力無双のマドンソクらしさ全開で小気味よい

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

(映画なので当たり前だけど)フォージャー家全員がしっかり活躍し、さらにうんこを物語の重要なネタにするあたりが子ども向けにも受け、面白かった。

かりそめ夫婦とはいえ、ロイドとヨルの間柄も少し親密になる
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.3

1972年にアンデス山脈で起きたウルグアイ空軍機の墜落事故を元にした映画。

冬の雪山で空軍機が墜落し、辛くも生き残った若者たちが壮絶なサバイバル生活を送る。

凍死するほどの寒さ、飢え、そして見渡す
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対峙(2021年製作の映画)

4.3

高校で起きた銃乱射事件の犯人の両親と、殺された被害者の両親が事件から6年の時を経て、会うこととなった。

被害者の両親は相手方を詰問しないと決めていた。
すべての訴追の権利も放棄し、ただ話し合うという
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.2

散々不安感のある展開と不穏な音楽で誘っておいて、ラストの肩透かし具合が酷い。

ネットフリックスあるあるの一流俳優を集めたけどまとまりのない映画をまた見てしまった。

バービー(2023年製作の映画)

4.1

人間の世界とは別にあるバービーの世界はすべてがバービーのためにある世界

現場の工事員から大統領、医者までいろんなバービーが担い、主人公のバービーは普通だけど理想の美貌を兼ねそなえたバービー。

ケン
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

日本のサラリーマン的タイムループ

とにかく直属の上司を説得するにはとうすればいいか、という日本のサラリーマンならあるあるの悩みが映画の根幹になっていて、くすりと笑えるシーンが多かった。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

父親を小さい頃に亡くしたジューン

母はしつこいまでの心配性で、また母の新しい恋人の存在もうざったく、親戚もいない親子二人だが関係はイマイチ。

ある日母は恋人と旅行に行くこととなった。

親がいない
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.7

誤って警察長官のだめ息子を殺してしまった家族。

映画を1000本見たその家族の父親は巧妙なアリバイトリックを使って自分たちの罪を隠そうする。

それを追う警察長官も非常に頭が良く、映画途中でトリック
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

オットーは堅物であり偏屈な主人公

毎日規則正しく生活をし、ルール違反をする人間がどうしても気になってしまい口を出してしまう。

そんなオットーは最愛の妻を亡くした直後であり、仕事も退職に追い込まれた
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ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

3.9

主人公は麻薬の売人、娼婦、ポン引きの黒人3人

麻薬の売人はある日、自らの縄張りで商売をしている商売敵を殴ったら相手に殺されてしまう。

が、突如眠りから覚めた形で生き返った売人。

明らかに違和感を
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ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

3.1

あの世でもなく、この世でもない、次にこの世に生まれてくる魂が集まり、選別される世界。

ウィルはその魂を選別する面接官

ウィルはこの世に送った魂をモニターで観察する。
生を受けた者たちは幸せな日々を
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

前作は観てないけど、最初から最後まで気持ちよくひねりもなく、爽快な登場人物たちと派手なバトルで十分に楽しめた。