このレビューはネタバレを含みます
公開当時にその意外性と圧倒的スタイリッシュアクションで魅了してくれた「The Witch／魔女」の続編。前作程の意外性は無かったが、アクションの凄まじさは前作を遥かに凌ぐレベルの圧巻さでとても楽しめた！
本作では前作の主人公ジャユンが主人公なのではなく終始"あの娘"と呼ばれる少女。超人レベルの力を持つあの娘が施設を出て人間の温かさに触れ、徐々に人間らしさを見せていくところはコミカルではあるものの温かみがあって良い。
物語自体は前作より複雑化しており、あの娘vs組織の問題に対応する超人エージェント部署？(アメリカ帰りの隊長と隊長を慕う白人男性たち)vs組織の各支部を襲う超人vs町のチンピラたち、という(最後のいる...？と思わず突っ込みたくなる)四つ巴の対立関係もなかなかワクワクさせてくれた。
面白いのは、超人たちにも強さのランクがあるみたいなところ。あの娘>ジャユン>ジャユンの部下の超人たち>本社の超人エージェント≧各支部の超人たち(1作目でジャユンが倒してた敵)って感じなのだろうか。
あとびっくりしたのは、前作ラストでペク総括に会いに行った後にペク総括がジャユンを退けて「ジャユンは思ったより強かった」「重傷を負わせたから暫くは動けない」というような発言をしていたところ。あの強かったジャユンより強いってことなのか...あと前作ラストでジャユンが姉と呼んでいた人はどうなったのだろう...。
それにしてもあの娘の力が強過ぎて本当にびっくりした。物を浮かせて飛ばせるだけじゃなくて、結界張ったりX-Menのジーンみたいに人を分子レベルで分解したり強過ぎない...？ジャユンが霞んでしまった。
ジャユンの妹だったことは意外だったけど納得。あとは母親もだけど、前作ラストの姉どうなったんだ...。
とりあえず、、早く続きが観たい！！
