新宿バルト9にてDolby CINEMA字幕版鑑賞。
2023年新作劇場鑑賞69作目。
客席は5割くらい。
テーマ「海外案件」
[全体として]
何と言っても楽しみにしていた本作。できるだけいい環境で鑑賞したいと思い、初ドルビーシネマで鑑賞。
結構暗いところで殺しが行われるので、黒が引き立つドルビーシネマで正解だったと思う。
お話的には、シチリア島で仕事終えたマッコールさんは帰りがけに少年に背中を撃たれる。瀕死の重傷でイタリアの港までたどり着くが、力尽き気を失う。しかしたどり着いた港町の医者に助けられ、一命を取り止める。
リハビリ中にその町の人々がとても気に入ったのだが、そこはマフィアが巣食う街だった。ある日自分に良くしてくれた人々が襲われ追い込まれていることを知ったマッコールさんが立ち上がる。。みたいな感じの話。
[良かったところ]
開始早々、ホラー映画かと思うような猟奇的な死体が次から次へと映し出されるが、このシリーズを見ている人は誰がやったかすぐに分かるだろう。そう、「コミュニケーションが取れるジェイソン(勝手に命名)」こと我らがロバート・マッコールさんである。
基本的には勧善懲悪ものなのだが、そのやり方が猟奇的というか、襲われる側の気持ちに立って見ているとただのホラー映画である。そのホラー味が本作では増している。
やっぱり彼の特徴といえば悪の組織がしたことの間違いをしっかり分からせてから殺すというところだと思うが、その観客の溜飲を下げるような演出は今回もバッチリあった。
[気になったところ]
勝手にファイナルとかつけたり、別に9秒で全員殺すとかでは無いのに「今回は9秒」とか勝手なキャッチフレーズをつけたりと、ちょっと日本の宣伝が微妙なんじゃないかとは思った。
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二年に一回くらいは新作が観たい映画です。