最終章はもうなんでもあり！ある事でイタリアで大怪我を負ったロバート・マッコール。彼を優しく受け入れてくれた港町の人々のため、イタリアマフィアをボコボコにする！マルゲリータぐらいシンプル！でもそれが良い！
正直言ってかなり怪しげな黒シャツアメリカ人を港町の人々が優しく受け入れたのかは全然分からないんだけど、デンゼル・ワシントンのイカした笑顔で「そんなもんかなぁ」と思ってしまう不思議。ロベルトというイカした名前を名乗ってますけど、どっからどう見てもカタギじゃないですからね、このおじさん…。
でもこの暴力あしながおじさんがイタリアでゆったりと過ごしている様子を見ると、これが今どきのおじさんたちの夢の姿なのかなぁと思う。普段はシャイな感じで孤独に生活しているけど、悪い奴には容赦しないところとか。ジェントルマンなので女性受けも良いしね。
1作目、2作目を思い出してみると、この3作目のマッコールさんが一番幽霊っぽいなと思った。どこか死に場所を探している感じなんだけど、そのマッコールさんのやる気スイッチが入った後は、まさに凶悪な亡霊のごとし！イタリアンマフィアが次々と殺されていくとこなんかは『ゴットファーザー』をやりたかったんだろうなと納得した！
最後のシーンなんかはナポリがリーグ優勝した感じを出したかったんだなぁと思った。ロケ地はもうちょっと南。ここら辺は冬だと観光客いないから、ロケもしやすいんじゃないかと思う。
とにかくホラー映画もビックリな、あの手この手の残虐アクションが楽しい！ありがとう、ロベルト！
