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丹下左膳餘話 百萬兩の壺のいのネタバレレビュー・内容・結末

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

丹下左膳知らないし、古い作品だし、しかも歴史もの(?)って理解できるかな…と不安を抱いていたが、ストーリーが分かりやすい上に思いのほかコミカルなノリで楽しめた!戦前の作品ということにびっくり。
オープニングから、百万両の壺を巡って血を血で洗う争いが始まるんだろうな…と勝手に想像したので、矢場で弓を引いたり、金魚釣りをしたりしていて、敵対しそうな立場にある人達がつるんでほのぼのしてて逆に衝撃を受けた。丹下左膳は怖い人じゃなかったし、矢場の女主人は(子どもに対して)ツンデレ発揮してるし。でも人斬りとかは普通にある世で、それが抑えられた表現で感傷も余韻も無いので、妙にカラッとしてる。犬の遠吠え表現。
壺の実際の価値なんてどうでもいーよというような話の収め方も良いよなぁ。
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