マシンガンジョー

丹下左膳餘話 百萬兩の壺のマシンガンジョーのレビュー・感想・評価

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)
4.0
人情紙風船に続き、山中作品2作目
わざわざ日活のサブスクに登録し視聴
いやはやそれだけの価値はありました。
百万両の価値があると謳われた苔猿の壺を
巡って繰り広げられるドタバタ劇

とても90年前とは思えないほど
テンポが素晴らしい
また黒澤映画に比べ登場人物の声が
聞き取りやすいこと

そして登場人物それぞれに愛嬌があり
人情劇としても素晴らしい

隻眼かつ片腕の男丹下左膳
何故そうなったのは語られないが
番頭の女将、子供とのやりとりなど
誰よりも愛に溢れ魅力的なキャラクター

とにかく素晴らしかった

丹下左膳の殺陣があまりなかったのは
唯一残念なところ