人情紙風船に続き、山中作品2作目
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いやはやそれだけの価値はありました。
百万両の価値があると謳われた苔猿の壺を
巡って繰り広げられるドタバタ劇
とても90年前とは思えないほど
テンポが素晴らしい
また黒澤映画に比べ登場人物の声が
聞き取りやすいこと
そして登場人物それぞれに愛嬌があり
人情劇としても素晴らしい
隻眼かつ片腕の男丹下左膳
何故そうなったのは語られないが
番頭の女将、子供とのやりとりなど
誰よりも愛に溢れ魅力的なキャラクター
とにかく素晴らしかった
丹下左膳の殺陣があまりなかったのは
唯一残念なところ