このレビューはネタバレを含みます
在日2世の"クルパー"こと杉原。日本生まれ日本育ちなのに差別を受け続け、親父にしこまれたボクシングで不良を撃退する毎日。
あることがきっかけで彼女ができてから、自分が在日韓国人であることを恐れるようになる。
日本を嫌う民族学校教師の韓国人と、韓国を嫌う日本人。
国籍だけにこだわって個人の中身を見ようとしない人はアホだなあと思う。国籍による差別問題について考えさせられるけど、それよりも主人公の不思議な破天荒さが魅力。言い回しとかマネしたくなる。広い世界を見るのだ。役者としての窪塚洋介が好き
弟が死んでしょぼくれてるオヤジにキレて決闘するところ、ノリに任せて脚本書いたでしょってほど勢いがある