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パリは霧にぬれてのBONのレビュー・感想・評価

パリは霧にぬれて(1971年製作の映画)
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『禁じられた遊び』(1952)や『太陽がいっぱい』(1960)の巨匠ルネ・クレマンの脂の乗り切ったサスペンスもの。頭の中にモヤがかかるように仕組まれた不安定な家族。冒頭の深い霧に飲み込まれたムードのまま続いて欲しかったのですが舞台はパリの街に移行していく…。原題は愛する家族が一つ屋根の下で暮らすという意味で受け取ったので脳が勝手に邦画タイトルの霧に引っ張られて申し訳ないと思いました。
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