Kamome

劇場版モノノ怪 唐傘のKamomeのレビュー・感想・評価

劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)
4.7
TOHO日比谷 舞台挨拶とともに鑑賞。

情念に怨念に
心の有り様が表現されてる。
モノノ怪はそれでいい。
わかる分からないとか置いとけばいい。



始まるまではやはり元のキャラデザインがいいなあと考えて、構えていました。
キャラデザ以外については
ストーリー、作画、展開、期待しかなく
むしろ裏切られることはないだろうと。

大奥と唐傘、
女と女の社会、
大切なものと失ったもの、
失わないといけないもの、
乾きと隠された心と。

あっという間に
本当に一瞬で終わってしまった!

背景やテクスチャ見た目の美しさもさることながら、
音と響きに驚くばかり。。

開演前の監督の最後の挨拶で
この環境でしか聞けない音もある
と仰ってたのでよくよく音を声を響きを聞いていましたが…
没入感なんて安い言葉では表しにくい
そこに、今ある、聞こえる。
そんな設備と環境で鑑賞することができて本当に幸せでした◎



でもやはり、キャラデザインは元のもので見たかった…
そこだけが本当に残念。
やっぱり薬売りというキャラクターはあの時点で出来上がってしまってるからね。
色々な事情があるだろうが、一つの作品に関わる以上いい関係でここまでやって欲しかった。(というのが本音です笑)

あと、
エンディングは
酔う笑!!!



また見よう。
火鼠も楽しみ🐀
Kamome

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