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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界のJIZEのレビュー・感想・評価

3.8
幻想的な見知らぬ世界"ストレンジ・ワールド"に辿り着いた冒険家のクレイド一家がそこである真実を知ることになる。前回『ミラベルと魔法だらけの家(2021年)』から約1年でのディズニー長編での第61作品目。まずドン・ホール監督の監督作品としては、前回『ラーヤと龍の王国(2021年)』以来約1年ぶりで、前回よりもファミリー層を意識させる王道の冒険活劇へあてにきた印象をうける。また自らの知る世界とは一線を画した世界の存在を知り、色彩豊かなそのワールドの全貌をキャラクター同様に目の当たりにする。今年みた『バス・ライトイヤー(2022年)』でも、コレぐらいの冒険活劇の要素を望んでいた。ストーリーのトピックスに欠ける面は正直否めないが、キャラの種類がそこまで多くなかったり、謎に満ちた世界でそれぞれが奮闘する冒険物語として、童心へ帰還したような好奇心あふれる気持ちとなった。
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