ゆずる

MIRRORLIAR FILMS Season4のゆずるのレビュー・感想・評価

MIRRORLIAR FILMS Season4(2022年製作の映画)
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1本15分×9本のオムニバス短編。
ものによってクオリティのばらつき凄い。
1本辺りの予算に差があるのか??
斎藤工&伊藤沙莉の舞台挨拶付き上映にて鑑賞。

①「名もなき一篇・東京モラトリアム」
セリフ運びも演技(前田旺志郎以外)もキツくて、学生の自主制作みたいだった。
この人たちとは友達になりとうない…
1番キツかった…

②「バイバイ」
前半アニメ、後半実写。別の短編かと思いきやセットで1本だった。
ムロツヨシの会話劇はよい。自分で書いてるから尚更セリフがはまってる
このワンシチュエーションでずっと通すのか…?と苦しくなってきた辺りで展開をつけたのは凄い。
ただ前半のアニメパートのクオリティが低すぎる。セリフも読みづらい。もっと文字の配置工夫して…。

③「BEFORE/AFTER」
アイデアは面白いが、1番自主制作っぽかった。
イマジナリーライン越えてるし、顔アップ多すぎるし。部屋が狭すぎてカメラ入り込めなかったのかもしれないけど、1人芝居でこのカメラワークはキツイよ。

④「女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE」
斎藤工の舞台挨拶でのトンデモ衣装が内容とどう関係あるのかよく分からんかった。
テレ東深夜にやってそう。
客席から笑いが飛んでいた。

ここまで観て退席する観客が多数

⑤「星ニ願イヲ」
特に序盤、音が良くなくてセリフが聞き取れんかった。
本編中のスタッフクレジットの入れ方がややうるさい…
話もよく分からず、ただただ後味悪かった。
殴る音効果音ぽすぎ。フォーリーしてくれ。

⑥「おとこのことを」
絵作りきれい。
窪田正孝は1人芝居でも見てられる
脚本も撮影監督も別の人がやったようだが、水川あさみ監督はどこにどの程度口を出したんだろう
解釈が一緒に見た友人と分かれた。

⑦「シルマシ」
風景すごい〜〜どこだここ?と思ったら岩手県遠野市だった。ほんとに2022年に撮影されたのかと思うほどすごい、のどかだった

⑧「Good night PHOENIX」
カットの一つ一つがアート作品ぽいなあと思ったら、撮影監督がPerfumeや星野源のMV撮ってる関和亮さんだった。
男の子サイドのストーリーは分かったが、謎の少女との関係性がよく分からなかった。
洋画っぽいのいい。

⑨「THE NOTES」
1本だけクオリティが段違い!!!
他の観客同様、自分も何度も途中で帰りたいと思ったが最後まで頑張って観てよかったなあと思った。
ほっこりしたが、この後老人と少女はどうなったんだろう。
ゆずる

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