ゆずる

アンダルシアの犬のゆずるのレビュー・感想・評価

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)
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初見は2016年新国立のダリ展。
この展示がきっかけでダリが大好きになった。

本作はダリ絵画でもおなじみのダブルイメージ(月を目に見立てる、蝶の模様が骸骨…など)や湧き出すアリなど、お得意の表現がここでも盛り沢山。
女性の目をカミソリで切り裂くシーンはあまりにも有名!

時折時系列を表す字幕や、一見繋がってそうな描写からついストーリーを探そうとしてしまうんだけども、この映画はダリや監督のブニュエルが自由にイメージした取り留めのないシーンのごった煮な訳で、そこに意味を求めてはいけないのだ、と個人的には思う。

夢みたいなふわふわした映画なので、寝ぼけ眼で何も考えずにぼうっと見るのが一番ちょうどいい。
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