つなっち

夜、鳥たちが啼くのつなっちのレビュー・感想・評価

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)
1.5
原作は読んでないのでわかりません。
面白いか面白くないかでいうと、面白くないです。
原作が、若き小説家の苦悩を描こうとしているとしたら、映画は成功していない。
早い話が、売れなくて悶々とする小説家と、生活に不安があって寂しいシングルマザーの女が出会って惹かれ合うというだけの中身のない話。
要するに何もないのです。
セックスシーンがメインイベントになってるだけです。
そこだけがやたら臨場感を持って描かれるけれど、それも結局はそうでしょうねというだけのレベルなので、ハイハイって感じになります。
で?
嫉妬心が強い男の情けなさがどうしたの?
男に頼ってセックス依存症みたいになってる女がどうしたって?
だから?
女の幼い息子と男が心を通わせる?
それを女は嬉しそうに見つめる?
んで、ラストは花火見てなんか希望がありますって???
セックスしたいだけでしょ。
ならそういうふうに描けばいいでしょ。
この手の映画を作って、映画でございってのが日本の映画は多すぎると思いますけど。
つなっち

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