カカオ

夜、鳥たちが啼くのカカオのレビュー・感想・評価

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)
2.9
主人公の慎一は、小さい感情・情動を意図して増幅させ、それらをあたかも制御不能の大きい衝動としてみているようにみえた。というのも先輩?が「お前はコンプレックスが弱いんだよ。作家は飢えてないと」と言うセリフがあったからだ。この前後含めた一連のセリフから先輩のうるささはあるが、これが刺激となっているのかなと感じた。私自身、表現者としてわからなくもない。気になっただけだが裕子との濡れ場がやたら長かった。監督の作品としてそういう傾向のものが多いよう。
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