2023年劇場鑑賞101本目。
これは傑作。ホント、思春期の淡い恋心とか、性への目覚めとか、そんなことが巧みにふんだんにこめられていて、遠い日の思い出的に登場人物に感情移入しながら、堪能してました。一夏の避暑地、と言ってもビーチじゃないところがキモですね。幽霊がひそむ湖、ファルコンレイク、ってことで。なんとなーく、要所要所に不気味な違和感ショットがちょいちょいインサートされたり、人物が去った後の湖畔の闇的なショットがずっと見せられたり…それが全てラストにつながるわけで。もう胸が締め付けられすぎる作品です。
