しもんぬ

ファルコン・レイクのしもんぬのレビュー・感想・評価

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)
4.1
よくあるジュブナイルものかと思ってたら……何?何?最後、ど~ゆ~こと?(時空が歪んだ)

いろんな解釈できそうだけど、16才の少女が現実世界で経験したボーイミーツガール(英語)と、空想上のボーイミーツガール(仏語)が、同一キャンバス内でミックスされて描かれたような作品だった。(2つの言語は"論理性"と"創造性"のメタファー/SEXに関心はあるけど、まだお化けの存在も信じてるマージナルなお年頃=ゆえに妄想力豊か)

監督のシャルロット・ル・ボンはピエール・ニネ版『イヴ・サンローラン』などに出演してたカナダ・ケベック州出身の女優さんで、以前、短編『ジュディット・ホテル』がMyFFFで紹介されたとき、結構バズってましたよね。


◆シャルロット・ル・ボン監督 フィルモグラフィ
2018『ジュディット・ホテル』(短編) MyFFF2019
2022『ファルコン・レイク』ルイ・デリュック賞 新人監督作品賞 受賞
しもんぬ

しもんぬ