2023年 9本目(劇場6本目)
レジェンド(織田信長)とバタフライ(濃姫)のお話。歴史物は結末や過程が既に決定されてしまっているので死体が見つかっていないや証人がいないなどでアナザールートを作れたとしても限界があるのでそこが難しい所なのかな？と思いました。タランティーノやラージャマウリみたいに大胆な歴史改変してもそれはそれで賛否が出るでしょうし。
好きな監督と好きな脚本家の作品で、出演者も超豪華に揃えたからといってそれが全部自分の好みになっているのかというとそこはまた別の問題になるんだなぁ〜と感じてしまったところも。
他に上手く例えられないので間違った例え方になるのかも知れませんが、花椒が好き、コーンポタージュが好き、味付け海苔も好きで、ブルーチーズも大好き。全部好きだからラーメンのトッピングにしてみました！って作った麺が自分の想像してた感じの旨味爆発みたいにならなくて少し寂しい気持ちになりました。みたいな日曜のお昼ご飯ありますよね〜、あんな感じ。
ただ、そんな中でも綾瀬はるかさん美し過ぎます、可愛過ぎます。ドルビーシネマのスクリーンのあの大画面に耐えられてしまう顔面偏差値って一体いくつなんだろ？いつまでも観られちゃいます。終わった後も夫婦でまず言ったのが「綾瀬さんヤバくない？可愛い過ぎひん？」でしたもんね。
一般的な歴史物ですと合戦場のシーンに迫力を求められるかとは思いますが本作はタイトル通り、夫婦の絆の比重がとても重い作品なので、戦場でチャンバラしまくって鉄砲隊が撃ちまくって！みたいなのを期待して行くと多分肩透かしになると思います。
凄く良い作品だとは思うのですが、自分が求めていた方向性との乖離から、点数は少し低くなってしまいましたが、夫婦の愛や絆を描いたラブストーリーとして観に行くのならとても満足出来るのではないかと思います。
