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オッペンハイマーのbopapaのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.0
2024年24本目(劇場10本目)

IMAX次世代GTレーザーにて鑑賞。ほぼ8割が70mmフィルムによるIMAX画角と聞いていたのですが、同じ場所で同じように馬に乗るシーンでもフルIMAXのシーンと普通の画角のシーンがあり、撮影場所同じなら画角合わせて欲しいよな、と思ってしまうシーンも割とありました、そこは素直に残念。


日本に産まれて原爆の悲惨さや戦争の悲惨さを日本側から学んだ人間からすると本作の中の原爆の被害に対する描き方にはそりゃ色々言いたい事が出てくる気持ちもわからんでもないが、オッペンハイマーさんの視点を主軸に描いてるのだからトリニティ計画のシーンははっきりと描写し、他人事である広島長崎はあのくらい端折って描くのもある意味正しいとは感じました。

結果論ですがあそこまでの強烈な被害をもたらす兵器だという事はあとからの検証で分かった事もあるはずなので。

ノーラン監督作品では「インターステラー」が圧倒的に好きですが他の作品も皆好きです。好きだからこそ「なんでこの人毎回毎回時間軸をぐちゃぐちゃにして編集するんだろー?」という不思議が浮かびます。最早マトモな時間軸のまんまで映画作る気ないでしょー!と思いますよね。

次回作も楽しみにしております。
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