キムタクの映画はいくつか観てきて、何観ても“キムタク“が鼻について、、、、と敬遠していたのだけれど、これだけは観てみたかった。
いやぁ、3時間どんだけ長いねん！と思ってたけど、スピード感もあり、惹き込まれて全然長さを感じなかった。
何より、濃姫の生き方がもう、アタシの人生観にドンピシャだった。
脚本が好き過ぎる。
自由を愛し、男性と互角に渡り合えるけれどそれを前面に出さずにさりげなく激励し共に考えることで男性を支える、そんな女性にずっと憧れてきた。
信長はやはり濃姫あっての信長だったのだ、と思えるところが爽快。
綾瀬はるかのアクションも、演技も何もかもが本当に良かったよ。
そして、氷魚くんの光秀、染五郎くんの蘭丸、中谷美紀さんの各務野が良過ぎた❣️❣️❣️
大好きで印象深い『国盗り物語』で信長を演じた伊藤英明が濃姫を護り抜く侍従、斎藤道三役だった北大路欣也がまた道三だったことにはちょっとグッときた。
斎藤工の家康は、今のドラマの松潤と比較してしまって“どうなん？“と、、、、。時代考証とかどっちがどうなんでしょ？
だけど、それぞれの登場人物の人物造作が本当に説得力があって良かった。
日本史好きとしても充分に満足な作品でした。
