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追想のもちのレビュー・感想・評価

追想(1975年製作の映画)
4.2
今後家族をどうするのかという話をしているときに、楽しそうに家族が後ろを通る芸の細かさ。

ナチス側のバックボーンは全く描かれず、ジュリアン(フィリップ•ノワレ)に感情移入できる!

奥さんと娘の死体を発見してからは、ジュリアンほぼ無言だった。

楽しかった頃の思い出が蘇ってくるシーンを挟むことで間延びしていないと感じた。

井戸に手榴弾を投げ、その爆発の飛沫がカメラに届く面白いアングルだった。

復讐物といっても”キル•ビル”をはじめとしたスタイリッシュな復讐物ではなく、おじさんが地の利を活かして戦う部分が面白かった。
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