肉鹿

金の国 水の国の肉鹿のレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
3.1
100年間国交が断絶している隣り合った2つの国。それぞれが欲しいものを求めて戦争寸前の状況を変えようとしたのは、お互いを思い遣る不器用な愛でした———賞に輝いた同名漫画のアニメ映画化。

初めて試写会が当たったから行ってきた!いえい✌︎
渡邉監督は顔がちっちゃかった。主題歌を歌った琴音さんは肌白くて輝いてた。それとワンピの不思議な箇所に穴開いてて肌見せしてた!寒そうだけど寒くないらしい、新潟出身だから。皮膚強い!

お話はとても優しい。主成分が優しさ☺️
ひとりひとりに寄り添う優しさで、理解不能な思考を持った悪者は出てこないし相互理解を扱っててほんと現代的。

色合いも美麗というよりは、砂漠の黄金色や緑や水が滲むような彩りで目に優しくてぽわんぽわん🤤

原作を愛してやまないという渡邉監督の一身な愛は存分に感じるし真摯的に作られててほっこりするけど、作品との距離感は間違えてる。
これだとすでに原作漫画を読んでて大好きな人にしか届かないと思う。絶対原作を読んでから観る方がおすすめ。

観終わったら誰もが心の中に優しい一陣の風が吹いて清々しくなるけど、その風はあまりにも弱く前髪を揺らすぐらいでしかない。そんな微風を誰も思い出すことはないよね。

猫も犬も大好きなわたしは2匹が仲良く戯れあってるとこで1番泣きそうになってた🥹
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