鮭茶漬け

四月の鮭茶漬けのレビュー・感想・評価

四月(1962年製作の映画)
4.3
オタール・イオセリアーニ監督の初期短編

かわいい短編であり、興味深い名作だった。見る前は若者の純愛を描いた作品かと思っていたが色々な意味で裏切られた。詩性と哀愁漂うお話に、実験性とメッセージ性が添えられた挑戦的な作品。
水道がかわいい、そして服入れ替わるシーン好き。

ラストショットの虚しさ。人間の生活のために伐採される木と、家具を破壊することで元通りになる若者。物質的豊かさ。四月。
鮭茶漬け

鮭茶漬け