オタール・イオセリアーニの短編三作目。とあるカップルの新生活をセリフを用いずに描いた作品。別にサイレント映画というわけではなく、環境音はしっかり使われている。文字通り、ただセリフを用いていないという…
>>続きを読むこういうクラシカルな画面好き。千鳥柄とかボーダー水玉みたいな白黒で映えるスタイリングが可愛い。黒澤さんのアングルなんだよなぁみたいな草原のアングルが良い。前作『珍しい花の歌』でもそうだけど近代化への…
>>続きを読む集合住宅に住んだ幸せなカップルが、部屋をモノで溢れさせた途端に喧嘩してしまう。中編。序盤の追いかけっこ、パカパカと切り替わる衣装など見どころは多い。モノを集めるより大切なことがある。部屋の掃除をする…
>>続きを読むトーキー以降の監督であるにも関わらず意図的にセリフを削って削って音と映像だけで話を作る、また人間の動きの良さにこだわっているのが伝わる(知らんけど)。
見てて気持ちが良い。素敵な作品。
思想的な面…
イオセリアーニのキャリア初期の代表作となる、セリフを意図的に排した挑戦的なつくりの中編作品。
セリフはないけど音自体は喧しく、それでいて話のつくりは凄く詩的で、物質社会批判をしつつも全体の空気感を…