全編台詞なし、運動と音に徹した、イオセリアーニの中編。
イオセリアーニは初めて観たし、正直、噺はよくわからんけど、ジョージアの都市と田園風景の対比とか、4象限マトリクスみたいな4つの窓の画とか、見…
【レジデンス・ファンタジーの仮面をかぶった風刺作】
愛する二人が入居した部屋は、キスをすると明かりがつき、蛇口を撫でると水が出る。
幸せな同居生活が始まったと思いきや、管理人から椅子をもらった…
コミカルでキッチュな作品の中に豊かさとは何かを突きつけてる作品となってますね。
生活とそして生活音と生活に必要な家具にも愛を感じます。そんな普通の生活への気付きを感じる作風の原点ともいえます。
単な…
「モノ」は人をダメにする、だからこそミニマルに
生活を豊かにするはずの家具を必要な量以上集めた結果、その材料にする思い出の木が伐採される。その魂がついえたことと連動するように若者たちの愛も薄れてい…
ザ・シネマのオタール・イオセリアーニ作品特集から
月曜日に乾杯!の印象を持ってたので率直に作風に驚いた。
モノクロ。
前半の男女の恋人同士が愛を深めあっていく様子はセリフが無くてまるで詩のようだっ…
1962年ジョージア(グルジア)のモノクロ作品48分。人々が集合住宅に引っ越す姿を淡々と描く。
何の説明もない、台詞もない世界を退屈と感じるか、それとも、行間を読み取って面白がれるか、観客を選ぶ作…